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Nexus5が起動しなくなったのでいろいろやってみた記録
2017.07/12 (Wed)

今年に入ってから、電源が突然切れたり挙動がおかしかったのだが、ついに電源投入時に無限ループに陥るようになってしまった。これに対していくつかの対応を行ったのだが、万策尽きたため最後の記録とする。
この記録を見た方の中に、まだ復活の策にお気づきの方はご一報いただきたい。
現象
「突然再起動したりと動作が不安定になりました。ええ、でもまったく使えなくなるということもなく2か月くらい使っていたのですが、充電中のNexus5が時折ブンブン言って再起動を繰り返しているではありせんか。」という状況。Nexus5やNexus7ではある一定期間経過後にこういった現象が現れるようだ。
対応
幸い写真はGoogleフォトでバックアップされていたし、本体に残した固有の情報はほとんどない。保証も切れているし修理費用もったいないので、分解覚悟でいくつかやってみた。
1.バッテリーの交換
Amazonで互換バッテリーを調達し交換してみたが、改善せず。このバッテリー交換は再起動ループには効果がない事はなんとなく気づいていた。もしこの交換により改善した場合は、付けなおした再にコネクタの接触不良が改善するなどした場合だろう。
2.電源ボタンを連続で押しながら起動
電源ボタンをカチカチしながら起動するというのもやってみたが、アニメーションロゴから先には進めず。10分くらいやってたらいつの間にか起動してたという書き込みもあったので、相当試したが、NG。
3.電源ボタンの清掃
電源ボタンに物理的な問題があるならボタンを清掃して接触を改善したらどうだろう。これで改善したという例が動画でUpされていた。クリーナーを吹きかけたあとにエアダスターを掛けるというものだが、これも改善せず。

4.電源ボタンの交換
いっそ電源ボタンそのもの物理的に交換してしまえばいい。日本でも少ないながらもその対策で治ったという書き込みが何件かあったので、検索したら丁寧な動画が見つかった。
早速eBayでボタンを2個で約150円(送料込み)でオーダーして、分解にとりかかる。といっても交換用のボタンはすぐに届かないので、とりあえずスイッチ代わりにリード線をつけてカバーをした状態からでもオンオフできるようにした。だいたいこんな感じ。
※改造したものを使うと電波法に抵触するとかしないとか。

これにより電源スイッチの挙動は改善されたが、起動時のアニメーションから先には進まず。。。。
5.OSをダウングレード
もうこの際OSを入れなおすことに。
5.1 ファクトリーイメージをGoogleのサイトから入手
Android6.0以降から挙動があやしいとの書き込みから、Android5の最後のファクトリーイメージの"hammerhead" for Nexus 5 (GSM/LTE)の5.1.1 (LMY48M)を入手。zipファイルになっているので適当なところに解凍する。
Factory Images for Nexus and Pixel Devices
5.2 platform-toolsの入手
Androidデバイスの手動アップデートや画面の動画キャプチャ、ブートローダーのロック解除に必要なadbやfastbootが利用できる「Platform-tools」を入手する。zipファイルになっているので、さきほど入手したファクトリーイメージの解凍先に解凍する。(パスを切るのが面倒なため同じフォルダーに入れとく)
Platform-tools(Windows)
5.3 ブートローダーのアンロック
ブートローダーをアンロックするとデータが初期化されるそうだが、この際仕方ない。Nexus 5の電源ボタンとボリューム下ボタンを同時に長押ししてブートローダーを起動。一番下のLOCK STATEがlockedになっているので、Nexus5とPCをUSBケーブルでつなぎ、さきほど展開したfastbootをコマンドプロンプトから「fastboot oem unlock」としてアンロックする。さて、ここまではガイドのとおり進んで、LOCK STATEはunlockedになった。しかしこの先がNG。
Nexus5のブートローダーアンロック方法。
C:\Download\nexus5\hammerhead-m4b30z>fastboot devices
07xxf8xx21xxa5xx fastboot
認識しているようだ。
C:\Download\nexus5\hammerhead-m4b30z>fastboot oem unlock
...
OKAY [ 32.218s]
finished. total time: 32.222s
アンロック解除の画面が表示されて、ステータスもunlockedになった。
5.4 ファクトリーイメージの書き込み
ここで「flash-all.bat」というバッチファイルを実行するとファクトリーイメージの書き込みが開始されるはずなのだが、FAILED (remote: flash write failure)というエラーが出て書き込めなかった。
C:\Download\nexus5\hammerhead-m4b30z>flash-all.bat
target reported max download size of 1073741824 bytes
sending 'bootloader' (3124 KB)...
OKAY [ 0.380s]
writing 'bootloader'...
FAILED (remote: flash write failure)
finished. total time: 0.586s
rebooting into bootloader...
OKAY [ 0.100s]
finished. total time: 0.103s
target reported max download size of 1073741824 bytes
sending 'radio' (45489 KB)...
OKAY [ 2.462s]
writing 'radio'...
FAILED (remote: not supported in locked device)
finished. total time: 2.570s
rebooting into bootloader...
OKAY [ 0.100s]
finished. total time: 0.103s
target reported max download size of 1073741824 bytes
archive does not contain 'boot.sig'
archive does not contain 'recovery.sig'
W/ziparchive( 3816): Zip: unable to truncate file to 1045152784: File too large
failed to extract 'system.img': I/O Error
Press any key to exit...
バッチファイルでは不具合が発生するケースがあるとのことで、手打ちで進めてみたが、やはりNG。他にも.sigファイルが含まれていないというエラーに対しては別のコマンドを打ち込んでみたりしたが、NG。
C:\Download\nexus5\hammerhead-m4b30z>fastboot flash bootloader bootloader-hammerhead-hhz20h.img
target reported max download size of 1073741824 bytes
sending 'bootloader' (3124 KB)...
OKAY [ 0.391s]
writing 'bootloader'...
FAILED (remote: flash write failure)
finished. total time: 0.597s
残念ながら
アンロック解除したあとはリブートしてもアンロック状態になるそうだが、どうもリブートするとロック状態に戻ってしまう。この状態は内部ストレージが死んでしまったとのこと。
[Q] Getting FAILURE (remote: flash write failure) when trying to fix the boot loop
最後に
2014年4月から使い始めてとても気に入っていたのだが、Nexus5はここまでとなる。せめて電源ボタンが届いたらもとに戻しておいてあげよう。
(注文してから1週間で届き、無事交換済)
お疲れ様でした。

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VRゴーグル プロファイルの作成
2017.06/01 (Thu)

100円ショップで購入したVRゴーグルについて、より3Dがきれいに見えるようプロファイルを作成した。VRゴーグルのサイズやレンズ固有のゆがみなどを調整することで、3Dによる酔いも軽減されるとか。
ここではプロファイルの作成方法を備忘録とする。
プロファイルの作成

プロファイルの作成はGoogleのサイトで行う。このプロファイル設定サイトにはPCでアクセスすべきで、よもやスマートフォンでアクセスした場合は3D画像を確認しながらの設定値が入力できないので注意。
英語のページだが、書いてあることは少ない。まずはスマートフォンをVRゴーグルにセットする。
①スマートフォンを用意する
②スマートフォンで表示されているURLにアクセスする
③スマートフォンをVRゴーグルにセットして格子に表示される3Dを見る
果たして、VRゴーグルを覗きながらこのあとどう設定したものかと考えてしまったが、なんとPCで設定値を変更するとVR画像がダイナミックに連動して反映されるのであった。ダイナミックに連動するのは指定されたURLを入力するからで、必ず②のステップで表示されていているURLにスマートフォンからアクセスする必要がある。
④VRゴーグルを覗きながら、格子が縦横ゆがみのない値を設定する
以下は今回入力した内容だが、人によって見え方は異なるだろうから自身で生成してみるのもよいと思う。特にレンズのゆがみは「Distortion coefficients(歪み係数)」という項目の k1 と k2 によって調整するのだが、覗きながら自然に見える値を模索することになろう。

⑤一番下にある「Generate Profile」と書いた青いボタンを押し、QRコードを作成する
印刷してVRゴーグルに貼っておくと良さそう。

⑥スマートホンのCardboard対応アプリで、QRコードを読み取る
補正前と補正後
今回の補正によりスクリーンショットでは歪んで見えるもののVRゴーグルで覗くと望ましく見えるようになった。
↓補正前

↓補正後

あとがき
100円VRゴーグルはせっかくならこのQRコードをつけて欲しかった。また、微妙に焦点距離が合ってないので、スマートフォンをぴっちりVRゴーグルに装着すると画面がぼやけて見える。かといってスマートホンを浮かせて見ていると、うっかり側面からスマートホンがすっぽ抜けるので要注意だ。
次は300円で良いから、頭に装着するタイプの布製ゴーグルが出て来てほしい。
今日はここまで。
Cardboardを単純化 簡易版
2015.05/06 (Wed)

2014年にGoogleが公開した手作りVRヘッドセットをベースに、簡易版を作成したので公開する。
レンズの取り付けは必要だが、いわゆる組み立ては不要で折るだけで出来上がり。
Nexus5のサイズをベースに設計しているが、iPhone6やiPhone 6 Plusでも使用できるはずだ。
テンプレートはこちら
材料
厚紙:
ダイソーのものを使用したが、それなりの厚みがあればお菓子の箱などでも十分。

レンズ:
写真にあるダイソーのミニルーペにあわせて設計をしている。
※下の写真には2つ写っているが、1つでレンズが2枚ついているので1つでよい。

道具
カッター または はさみ
定規など
作り方
1.テンプレートを厚紙に印刷し、赤線に沿って切り取る
テンプレートはA4の用紙サイズで作成したが、B5に収まるサイズである。
プリンターがない場合、テンプレートの寸法を頼りに厚紙に写してもよい。
柄のついた厚紙などで作成すればオリジナル感がでてよいと思う。
赤線に沿って本体を切りとる。
レンズをはめ込む部分を含めて、ボタンが干渉する部分など斜線部分は切り抜く形になる。
※このテンプレートはNexus5のボタン位置にあわせて一部切り抜いている
※左下のドーナツ形状のパーツは、レンズを固定するためのシールのサイズを書いたもので、厚紙から切り離す必要はない。

テンプレートはこちら
3.本体を折りレンズを取り付ける
あらかじめ黒い実線に窪みをつけて折りやすくしておく。
窪みはダブルクリップのもち手やクレジットカードの角、書けないボールペンなどで線をなぞればよい。
すべて山折にして形を整えたらレンズを取り付ける。

ダイソーのミニルーペを分解して2枚のレンズを取り出したら、テープやシールでレンズを取り付ける。
パンチシートのシールで下図左側のように固定してもよいし、テンプレートにある内径27mm/外径40mmのドーナツ状のシールを作成して、下図の右側のようにレンズを固定すると比較的きれいに仕上がる。

使い方
スマートフォンを包むように設置し、両手で持って使用する。
本体をテープや輪ゴムでスマートフォンに固定してしまうのもアリ。

設計寸法について
ダイソーのミニルーペの焦点距離にあわせて寸法を決めていった。
他のレンズを使用する場合は以下を参考にサイズを調整すれば対応できるだろう。
ダイソーレンズの焦点距離はこちらのサイトを参照して 52.8mm とした。
Nexus5の幅は69.17mm なので、三角関数から斜辺の長さは 54.16mm * と算出された。
* 斜辺の長さ = sqr( 52.8^2 + ((69.17-45)/2)^2)
iPhone6 plusの幅は77.8mmなので、同じく斜辺の長さは 55.29mm と算出された。
同様に、iPhone5s は53.07mm、iPhone 6 は53.93mm となった。
このように、Nexus5といくつかのiPhoneの計算結果を考慮しつつ、斜辺の長さは54mm に決定した。
54mmに固定した際のレンズとスマートフォンの距離は、以下図のようになる。
そもそも組み立て精度がミリ単位だし紙の厚さもあるので、理想の焦点距離から多少ずれてても問題ない範囲だ。

メモ
この手のVRものは初めて見るとインパクトがあって面白いが、そうそう長く使うものでもない。
紙1枚(12cm x 23.6mm)であれば、持ち運びや配布するにも手ごろな大きさだと思うし、十分楽しめるだろう。
テンプレートにはodp フォーマットのファイルも置いておいたので、個人で楽しむぶんには色やデザインを変えたりしてかまわない。
テンプレートはこちら
今日はここまで。
Cardboardを単純化 ひっかけるだけ版 公開
2014.11/20 (Thu)

初期デザインでは輪ゴムで留める方式としたが、ゴーグルの着脱時に結構輪ゴムが外れやすいことがわかった。そこで、前回の記事の最後に書いた拡張を設計に反映し、輪ゴムがなくてもゴーグルがホールドできるようにした。
テンプレートはこちら
紙の選定
ダイソーで入手可能な厚紙は厚さが 約400g/㎡ で、靴箱やゆうパックの封筒くらいの厚みがある。はさみやsilhouette CAMEO
手元にあるプリンター Canon PIXUS MG6230BK

設計の変更
額のカーブが付いたパーツに、上部がフックとなるように羽根を付けた。若干形状が細かくなっているが、Nexus5のスイッチと干渉しないように切り込みを入れた結果だ。

テンプレートはこちら
コンパスカッターの使い勝手
今回はOLFAのコンパスカッターを使ってみた。価格は400円ほどで、ホームセンターで購入した。コンパスを回して切るより、紙を回したほうがずれないように思うが、何度か練習してから切ったほうがよい。
また、きれいにカットできてレンズの収まりがよいので、レンズを固定するのに3点シールを貼ったほうがよさそうにも思う。
ダイソーでもコンパスカッターという商品名で同様のものが売っているが、替え刃が付いていないので長く持ちそうにない。
カットと組み立て
カッターでパーツを切り出し、ダブルクリップのつまみ部分で折り目に溝を付けていく。


レンズの穴をくりぬいたら、ダイソーのミニルーペを分解して取り出したレンズを、パンチ穴補強シートで留めていく。


レンズをつけたパーツのピンク枠部分にのりをつけ、組み立てる。
#手っ取り早くホチキスで留めるのでもOK


後ろから見た感じと前から見た感じ


iPhone 5も輪ゴムなしで使えそう。

テンプレートはこちら
今日はここまで。
Cardboardを単純化 シンプル版公開
2014.11/15 (Sat)

googleのCardboardを単純化する検討を進めていたが、ある程度形になったので公開しようと思う。構成をシンプルにするため、ゴーグルでスマートフォンを固定する方式ではなく、スマートフォンでゴーグルを固定する方式にした。
Nexus5で使用することを想定しているが、設計が単純なので他の機種向けへの対応も可能だ。
テンプレートはこちら
設計方針の再確認
設計方針として掲げた以下の3つは満たしていると思う。
1.A4に印刷して使えること
実際はB5サイズでも収まるが、テンプレートはA4 1枚に配置した。日本ではほとんどのプリンターにA4サイズの紙が入っているだろうから、設定の変更などは不要だろう。
2.入手しやすい材料を使うこと
素材はいわゆるダンボールではなく、厚紙を使う前提にした。(英語ではいずれにしてもCardboardと言うらしい)
材料はレンズを含め100円ショップで入手できるだろうし、道具も身近にあるもので対応できる。
3.パーツ点数を少なく、突起や穴をなくしてシンプルにすること
テンプレート部品点数は2つになったが、レンズ穴だけは残っている。
スイッチとなる磁石はオプションとした。磁石がなくても、底部から指を入れて画面のタッチで操作が可能だから、無理に付けなくても良いと思う。
(追記:磁石による操作が必要なら、指に磁石を貼り付けてちょこちょこ動かすことでも対応可能)
工作材料と道具

材料
1.厚紙
いわゆる工作用紙とかティッシュの箱のような厚さの紙で良い。厚紙に対応したプリンターがある場合はA4サイズなど直接印刷ができる。
2.レンズ
ダイソーで取り扱いのある「ミニルーペ」のレンズを前提とした。この製品には同じレンズが2つ組み込まれているので、1つ調達すれば良い。レンズは容易に分解して取り出すことができる。
このレンズは直径30mmほどで焦点距離も本家指定のものとは異なる。それゆえテンプレートはレンズ穴を大きくし、焦点距離にあわせて位置を調整してある。
3.パンチ穴の補強シール
レンズを固定するために使う。セロハンテープで代用することも可能なのでなくてもよいが、シールのほうが見た目がよいと思う。
4.輪ゴム
ゴーグルをスマートフォンに固定するために使用する。いわゆる普通の輪ゴムで、2本あればよい。
道具
1.カッター、はさみなど厚紙を切る道具
テンプレートどおり厚紙からパーツを切り出すのに使用する。カッターを使う場合はカッティングシートと定規も使ったほうが、仕上がりがきれいになる。
レンズの穴を丸くカットするのにサークルカッターがあればなお良いが、なくても問題ない。
2.接着剤、のり、セロハンテープなど接着物
スティックのりは接着剤がはみ出ることもなく、手軽で仕上がりもきれいだ。両面テープを使えば接着の乾燥時間が不要になるため、取り扱いが楽になる。
作り方
1.テンプレートのPDFをA4に印刷する
プリンターによって自動縮尺する機能があるが、印刷時は元の寸法のまま印刷すること。
背面給紙などで厚紙印刷ができるプリンターがあれば、厚紙に直接印刷するとひと手間なくなる。

テンプレートはこちら
2.厚紙からパーツを切り出す
印刷したテンプレートを厚紙に貼り、2つのパーツを切り出す。前工程で厚紙に直接印刷した場合にはこの手間がなくなる。レンズの穴はサークルカッター(ダイソーの"コンパスカッター"など)を使えばきれいにくりぬけるだろう。
折り目となる赤と青の線は、折れやすいようにあらかじめ窪みを作る。ボールペンで線をなぞれば窪みができるが、クレジットカードの角やダブルクリップのつまみ部分などの丸みで窪みをつければ汚れないのでおすすめ。
赤い線が谷折りで、青い線が山折りとなる。

3.レンズの取り付け
”ミニルーペ”を分解してレンズを取り出したら、厚紙に開けた穴に収まるか確認する。シールで留めるので多少大きくても問題ないだろう。
パンチ穴の補強シールでレンズの隅を表裏から2箇所留める。写真では鼻寄りに3つ目のシールが貼ってあるが、絵で示した左右対称の位置にシールを貼るので十分そうだ。もしレンズがぐらつくようなら3つ目を貼ればよい。

4.組み立て
レンズを付けたパーツに、額のカーブのあるパーツをかぶせる形で組み合わせる。2つのパーツが接する部分をスティックのりや両面テープなどで貼り付ければ完成となる。
頬に角があたる場合は、少し外側に折るか丸く切るなど加工することが望ましいだろう。



使用方法
スマートフォンの上に乗せ、輪ゴムでゴーグルを固定する。手で持つ場合はスマートフォンを持つようにする。
底の部分が開いているので、スマートフォンの操作はそのまま可能。Youtubeで "yt3d"などで検索し、広告スキップしたり早送りしたりするのもいちいち取り出す必要がなく便利だ。


Nexus5以外の対応
似たような大きさであればほぼこのまま使えると思う。ボタンが干渉するような場合ははさみでカットすればよいだろう。iPhone6も大きさ的には問題ないが、ホームボタンの部分はカットすることが必要。
※GALAXY Note 3をお借りする機会があったので、Cardboardの設計を調整してみた。
テンプレートはこちら
感想
A4の紙1枚に収めることができたので、基本形はこれでいいかと思う。単純な形なので作りやすいし、厚紙に直接印刷すればイラストやロゴなども簡単に入れることができる。
色を塗ったりシールを貼ったり装飾も楽しめると思うので、作る楽しみもあるだろう。
なお、ピントがあわなかったり、めがねが干渉するなどといった場合は折ったり切ったり柔軟に加工すればよい。額のカーブや眼幅、鼻のサイズなどを調整するのもさほど大変なものではないだろう。
たとえば、8cmx8cmの厚紙を直角に曲げて写真のように天面に貼り付ければゴーグルのホールド性が向上し、輪ゴムがなくても使えるようになる。そして、iPhone4くらい小さなものでも対応できるようになる。
このように、工夫することも楽しめたら良いのではないかと思う。

※後日上記の羽根を付けたテンプレートを作成した。
テンプレートはこちら
今日はここまで
